confessions 告白 その六

美玖です。
さて、今回は「天気」と「朝と晩(琥珀翠紅の場合)」についてです。
この部分は、ほかの鬱を抱える人とは違う部分が多々見受けられるのではないかと思います。翠紅も主治医にはとにかく現状をお話ししている状況ですが、「どの症例とも合わない」ような部分もあるようです。
二か月前から、新薬が出てそれを試してみよう、と言うことになりました(薬の名前は伏せます)。いくつかこんな状態で、新薬投入をしていますがなかなかうまくはいかない感じです。

さて、本題ですが
二つを絡めるのには理由があります。
多 くの鬱を抱える方々は、天気が悪い(低気圧や台風などがやってくる)場合は、特に朝調子が悪く、夕方にかけて回復していく、しかし、一日雨が降っていると きは回復できない、と言うのが実情のようです。翠紅の場合も、低気圧が近いと調子は悪くなり、雨の場合は確かに一日動けなくなります。
多くの人は、天気がいいと、朝、通勤するのが不可能で、大体、退勤時間頃になって布団から出られるようになってくる、と言うことが多いようです。そして、時には一日眠り続ける(これは天気は関係ないようですが)とかの付属的な症状が出てくることのほうが追いようです。

で、美玖から見た「翠紅」の様子ですが、鬱になった直後から、朝に起きられない、起きても布団から出られない、と言う状況が続いたり、朝から元気なのに、夕方になると、何か難しい顔をして、イライラしたり、動かなくなったりすることが多くあったみたいです。
実 際、現在も朝は早朝覚醒で、四時~六時くらいのうち、家族がまだ寝ている時間に起きてしまうことがあります。その時は特に調子も悪くはないようです。です が、夕方になって、主治医から日記を書くよう勧められて夕方にその日記をつけていますが、この日記で、一日の憂鬱、気の滅入りが体に負荷を与えているよう です。しかし・・・。日記自体をつける時間を変える、と言うことは試しましたが、時間的な問題と、現在翠紅が悩んでいる「物事を一晩覚えられない部分があ る」と言うのがあり、翌日に日記を書くようにするのが困難なのです。なので、朝は「さ~て、今日は何をして過ごそうか」となるのですが、夕方、母が夕飯の 支度に、父が早く帰ったときは翌日の仕事のアポ取りに、それぞれの担当部署(台所と父の部屋)に行くので、翠紅はTVを消して、日記をつけています。その ためなのでしょうか、先ほど書いたように夜になると気分が塞ぎ込みがちになっていくことが多いようです。これが朝から雨が降っていたりすると、すでに朝の 時間から気分が沈んでいることが多く、部屋でくすぶっていることが多いです。もちろん、そんな状態なので、朝に動けない、夜になると日記の関係もあって、 どんどん塞いでいく、滅入っていくことになります。
そのあたりもあって、翠紅の場合は天気の日は大体午後はぼけーっとしているか、こういった文章を作っていたりしますが、前に進めないですし、夕方になって日記をつけ始めると、どんどん憂鬱になっていく感じが見られます。

翠紅以外の方で日記をつけている方がいて、その方がどういう感じになっているかはわかりません。だけど…翠紅の場合は残念ながら一日憂鬱な日々と言うのが多いです。
な んとか、自我を保ち、何かをしようと思うのは、日曜日に両親が買い物&デート?に出かけたときとか、水曜日の午後は母が習い事で家を空けるので翠 紅は留守番をしていることがあるとき、医者の時(基本的に金曜日)に車で出かけられるとき、熊谷市で行っている障害者就労支援センターに行くとき、などな ど、一人と言うパターンの時は、比較的元気だったりします。でも、夕方になると、気分が落ちて、今まで元気だったその状態で日記に挑むことができず、迷い ながらいろいろと表現を変えて、自分の「今」を主治医に伝えたいと思っています。…この作業が一番つらかったりします。